蓄電池を設置するメリット
①災害時にも電気が使える
また、太陽光発電システムとの併用の場合は停電時でも日中は太陽光発電、夜は蓄電池で補うため、災害時などの急な停電でも最低限の電力が確保できるので安心です。
②太陽光発電システムとの併用で効率的な光熱費削減の実現
太陽光発電の余剰売電期間終了のお客様へ
◆ そもそも売電って、なに?
太陽光発電で発電した電気を電力会社に売ることです。再生可能エネルギーによってつくられた電気は電力会社が、一定期間同じ単価で買い取ることを国が約束しています。この約束を「固定価格買取制度」と言います。一般的な住宅は余剰買取制度にあたり、太陽光発電で発電した電気をそのまま自宅で消費し、余った電気を売電します。
◆ 太陽光電池モジュールの寿命は10年ではありません!
最近の太陽光モジュールの発電出力保証は25年がほとんどです。10年間の売電期間が終了後も太陽光発電設置住宅なら15年以上もまだまだ発電してくれます。
◆ 太陽光発電の余剰売電期間が終了したら・・・
FIT(固定買取制度)が終了してからも、太陽光発電の余剰電力は2019年度11月以降も、申請すれば各電力会社に売る事もできます。売電単価は電力会社により異なりますが、1kwhあたり 7~10円ぐらいとなりそうですので今までに比べると非常に安価な売電料金となります。
しかしながら、この機会に蓄電池を導入していただくことで、日中は太陽光発電で電気を賄いながら、余った電気は蓄電池に貯めて、夜間に使用していくことで、経済的で災害時にも安心な電力の自給自足ができる環境が整います。
〜これからは《売る》から《貯める》時代へ! 〜
どんな蓄電池を選べば良いの?
その① 単機能型とハイブリッド型
太陽光発電システム同様、蓄電池システムにもパワーコンディショナ(変換器)が必要になります。
単機能タイプは価格がハイブリッドタイプに比べて安いのが特徴で、太陽光発電を設置したばかりで、まだまだパワーコンディショナーが使える方にはお勧めの蓄電池です。
ただし、単機能タイプのデメリットとして停電時、手動で太陽光発電に切り替えなければならず、つかえる電力も自立出力の1.5kWのみということがあります。
蓄電池への充電もわずかなことから、ためていた電気をつかい切ってしまうと昼間の発電だけが頼りです。
そこで現在主流となっているのがハイブリッドタイプの蓄電池です!
太陽光発電システムと蓄電池システムのパワーコンディショナが1台に集約された高効率タイプで、特に太陽光発電システムのパワーコンディショナ設置から8年以上過ぎたお客様は、ハイブリッドタイプの蓄電池を導入することでパワーコンディショナーの交換が必要なくなるため、太陽光発電も蓄電池もどちらも使うことができます。
また、停電時などは自動で太陽光発電に切替えを行います。
電気をつかいながら余った電力をためることができるので、停電が長引いてもゆとりを持って電気がつかえます。
その② 全負荷放電と特定負荷放電の違いとは?
蓄電池システムがあるから我が家は停電しても大丈夫!と思っていらっしゃるかもしれませんが、、、実は蓄電池システムにも様々な種類があり、停電時に特定の箇所にしか電気が流せない特定負荷型タイプと停電時に全部屋へ電気を流せる全負荷型タイプがございます。
《特定負荷型蓄電池》はブレーカーの下の図のように、停電時に蓄電池からの電気を使用可能なブレーカーを特定して使用できます。また基本的に特定負荷放電は100Vのみとなるため、停電時にオール電化や200Vエアコンは使うことが出来ません。
《全負荷放電型蓄電池》は全ての部屋の電気を流せて、IHクッキングヒーターやエコキュートをご利用のオール電化製品、200Vエアコンなどの家電にも電気が流せるので生活必需品に電化製品をご利用のご住宅には特にオススメとなります。
その③ ご自宅に合った蓄電池容量、定格出力を選びましょう!
蓄電池によって容量が決まっており、容量が大きくなるほどたくさん電気を貯めたり、使用することができます。
また定格出力といって、一度に出せる電気量も各蓄電池で異なります。
蓄電池の容量が大きいものは値段も上がりますので、ただ単に大きければいいというわけではなく、ご自宅の電気のご使用状況や、停電時に使用したい家電の種類によって蓄電池の容量を選定することが大切です。
弊社では、お客様のお家の現状の電気使用状況や、太陽光発電の容量、蓄電池の使用用途などを確認させていただきながら、お客様のご要望にぴったりの蓄電池システムを、いくつかご提案させていただいておりますので、まずはお気軽にお問い合わせだけでもいただけらた幸いです。